16th LAKE YAMANAKA CUP 観戦記
第23位

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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
1日目(11月16日深夜)
第1話 車中で宴会

 今回も山中湖の大会に参加するため、懲りない面々が海老名PAに集合した。集合場所の海老名PAはデブキャラで溢れかえる。今回は、前回不参加だったエースでデブも顔を見せる。また、初めてマネージャーも参加(1人のマネージャーは、みんなのマネージャー)。
 海老名PA出発前に、不覚にもビール好きの集まる車にビールを渡してしまったため、さっそく宴会が始まる。ビールの飲み過ぎで、普通ならノンストップで行ける距離を2回も休憩する。原因のほとんどが岡山から上京してきたQちゃんのせいだ。
 何とか宿にたどり着いた。今回の宿は「井戸前」(井戸があるわけでも、「江戸前」のパクリでもない)、かなりでかい。今回は前回のようなコントローラー事件はなかったが、何かにかこつけてビールを飲みたいT野君は、「自己紹介を兼ねてみんなで一杯飲もう」と言い出す始末。自己紹介も終わり一段楽すると思いきや、麻雀が始まる。何をしに来たのだろう?一方、お騒がせQちゃんは、さらにビールを飲み過ぎて、もっとトイレにとり憑かれてしまった。麻雀が終わったのは、午前6時。やっとみんな寝床につくが、いつも眠れないK保田君は相変わらず騒々しい。気になっていたユニフォームを取りにいったK保田君は、「サンタクロース」と言って、みんなの枕元にユニフォームを配り出す。K保田君にとって今回の山中湖で一番楽しい一時だったかもしれない。結局、K保田君は一睡もできなかった。

1日目(11月17日)
第2話 エースは強運?の持ち主

 大会当日。7時30分からの開会式&組合せ抽選会に参加すべく、会場へ向かう。開会式では、いろいろな人が話していたようだが、聞いている人はごくわずか。テレビで見る成人式の風景そのままだった。受付を済まし、参加賞の手袋とビブスをもらい、いよいよ抽選会が始まる。前回くじを引いたA津君はなかなかのくじ運だった。今回はチームの10番Nリちゃんがくじを引きに行った。Nリちゃんは、A津君を上回る強運の持ち主で、初日は優勝候補と同じグループになった。試合時間は遅かったが、審判をやらなければ行けないので、開会式には出席していない寝坊助二人を宿に迎えに行く。

第3話 試合開始!!!

 いよいよ第一試合だ。相手は、優勝候補らしい。(やられすぎた)…中略…(あまりにも無残)。いろいろあり0−5で負けた。GKKO君の好守がなければ、10点ぐらい取られていただろう。試合前に見せた強いチームがやりそうなアップは、見かけ倒しだった。
 第二試合は、結構頑張った。前半、N田君の左からのセンタリングをI田君がキーパーの目の前で怪しくあわせ先制のゴール。しかし、終盤に相手のショートコーナーからゴールを決められ、同点に追いつかれる。後半は、両チームとも得点が入らず1−1でPK戦に入る。PK戦は、Nリ、A津、Shiba、H川君、Qちゃんの5人で決まらず、6番目のT野君までもつれたが惜しくも4−5で敗れる。(得点:【前】I田1)
 明日こそはと思いつつ宿に帰る。

見かけ倒しのアップ。「M島君、頭が邪魔です。」(左上)

「強運エース、サッカーを語る之図」(右上)

第2試合、前半、コーナーキック、ゴールがボロい。(左下)
初日参加メンバー:16人
初日終了後なので、少しへこんでます。

第4話 T野派暴走(派閥争い激化、K保田派ピンチ)

 宴会の前に、カリスマ運転手K保田君とI田君でチームの救世主Kンケンを御殿場駅まで迎えに行くことになった。前日の睡眠不足と試合の疲れでK保田君のまぶたはグロッキー状態だった。一方、I田君は、おなかがグロッキー状態で御殿場駅でもトイレに行っていた。御殿場駅のトイレはとてもきれいで、快適だったらしい。
 宿での食事後始まった全体での宴会は、T野派閥を増やす場となってしまった。やはり関西商人は今回も宴会が上京の目的だった。その後のT野派の暴走ぶりはすごいもので、チームの大黒柱Kンケンの睡眠を邪魔したり、宿の屋根を歩いて窓から入ったりと大暴れだったらしい。次の朝、寝床には昨夜の事をまったく覚えていないT野君がいた。

アルコール使用前。(左)
「KAZU、お前だけカメラ目線かよ!」

アルコール使用後。(右)
FM青山.comの悪魔たち。ただいま加速中!

2日目(11月18日)
第5話 2日目、いざトーナメント

 2日目第一試合の相手は、前日2−9で負けていたチームなので、「俺たちでも勝てるのでは」と思いきや空回りしまくりで、得点はK保田君がキーパーと1対1から右に流し込んだ1点のみで、逆に5失点してしまい散々だった。(得点:【後】K保田1)
 第2試合は、前半に左ハーフA津君の先制ゴールで、いい感じの出だしだったが、その後ゴール前での相手フリーキックが壁にあたってしまい、それがいい感じのセンタリングになり、ゴールを決められてしまう。同点で後半を迎える。後半もいい勝負をしていたが、コーナーキックのこぼれ球を押し込まれ逆転されてしまう。試合終了間際、点を取るためにディフェンスが薄くなっていたところを相手に衝かれ3点目を取られてしまう。結果は1−3で逆転負け。(得点:【前】A津1)
 途中、裏決勝戦の相手が、棄権ということで、2試合目の相手ともう一度という話があったが、大会本部の勘違いであった。その時に、2試合目の結果と合わせてホーム&アウェイ方式にして、かすかに順位を上げてもらおうとしたが、大会本部の人に遠くから「×」を出され、軽くあしらわれてしまった。
 裏決勝戦。最弱決定戦ということだ。試合前に「ビリになったら、次回の大会はモー娘。のハチマキをして出る」と自分たちにプレッシャーをかけて試合に臨んだ。かなりの重圧だ。しかし、一部では誰が誰のハチマキをするかでもめていた。プレッシャーになっていない人もいるらしい。これでは、「FM青山.com」の名前も「F:不動、M:目黒、青山」ではなく、「F:ファンクラブ、M:モーニング娘。」で、モー娘。ファンサイトのオフ会になってしまう。
 試合の方はというと、K保田君のヘディング"初"ゴールを含む2ゴール(今回の山中湖でサンタになっている時と同じぐらい嬉しかった瞬間だろう)。Mつんがスパイクのソールをペラペラにしながら2ゴール。A津君の1ゴール。5−0で今大会初勝利。(得点:【前】K保田1、Mつん2、A津1【後】K保田1)
 モーニング娘。を免れ、安心している人多数。

「KO君、グランドでナンパ!」
「サッカーグランドでスクラムを組む奴」
「おじさん!チャーハンセット2人前!!(セット:ラーメン、餃子付き)」
↑「これでは、勝てません。」↑

若者たち
おやじども
キメ過ぎです。

第6話 帰宅(ノックアウト!?)


 帰宅フォーメーションは、カリスマ運転手を要するK保田カーは、三島駅経由。A津カーは、町田、川崎方面。I村カーは東京方面。
 K保田カー、A津カーは東名高速の30km渋滞に巻き込まれ到着は深夜0時過ぎ。渋滞にノックアウトされる。一方、I村カーは初っ端道を間違える。東名高速で帰るつもりが、チョースーパー山道を半信半疑でひた走り、辿り着いた先は、中央高速の相模湖IC。そのころには、山道にノックアウトされていた。しかし、これこそが怪我の功名というやつだ。辞書で意味を調べたから間違いはない。そこには、ガラガラの中央高速があり、19時半には東京に辿り着く。「人生、攻めが大事だ」という教訓を得た。次回は、この教訓を試合に生かしたい。


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