17th LAKE YAMANAKA CUP 観戦記
第4位

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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
第7話 第8話 第9話 第10話 第11話  
準備中
第1話 出遅れ、つまづき、顔面強打

 今回の山中湖カップは行く前から躓きっぱなしだ。まず、野球好きのI村君はベースランニング?をやりすぎて太ももの肉離れ。W杯に例えるならジダンはハゲなのでモストボイ並ということだ。次にがんばり屋さんのKOU君は練習で痛めた膝がいつのまにか悪くなっており、危険な状態。敢えて例えるなら膝を痛めて結局1試合も出れなかった川口能活かな?Kンケンは、飛んできた原チャリに当り膝をしこたま痛める。酔っぱらっていてよけられなかったということだ。うちの大黒柱が情けない話だ。全治1週間ということだったが結局ダメだった。オチは2大会連続風邪で体調を崩したM央君。
 今回はケガ人を入れて15人ぐらいだったので悲壮感の漂う大会の幕開けとなった。

1日目(6月15日)
第2話 やっと出発

 いつものように集合場所は海老名SAだ。トップはIしくんカー、つづいてS野カーも到着。新幹線、ファミレスと飲みつづけてきた関西商人T野君は海老名SAでもさっそくビールを開ける。T野君が「さんまのからくりテレビ」の安住アナのコーナーにだけは出ないことをみんなで祈ろう。T野君がビールを飲み終わったころようやくカリスマが運転するK保田カーが到着する。
 今回も前回大会と同じようにFM青山.comの岡山支店からQちゃん、大阪支店からT野君が参加している。さらに茨城支店からIしくんが、4月にできたばかりの北海道支部からはA津君が参加している。北海道から来るなんて「四角い穴にしかボールを入れられない」デル・ピエロ(アディダスCM)ぐらいのサッカー狂だ。
 だいたいメンバーが揃ったので、何時になるかわからないという口から産まれたであろう有言不実行男K山君は見捨てて山中湖に出発する。

第3話 姉さん事件です!って言うほどでもないか。

 土砂降りの雨の中、爆走していたIしくんカー。御殿場ICを出ると後に誰もついて来ていないことに気づく。海老名SAを出る時の順番はIしくんカー、S野カー、K保田カーだった。しばらくするとK保田カーが到着する。予想通りションベンQちゃんはトイレへ一目散だ。見た目はベンツでも中身が多少ぼろいK保田カーは、あまりスピードが出ない。一応気にしていたつもりだが土砂降りだったこともあり、カリスマ運転手は安全運転をしていたようだ。そこら辺がカリスマたる所以なのだろう。
 そんなQちゃんの笑い話は置いておいて、気づくと真ん中を走っていたはずのS野カーが全然到着しない。だいぶ遅れて到着したが何があったのかその場ではわからなかった。山中湖へ到着し、さっきの事件について聞いてみると飲み過ぎのT野君のトイレタイムで遅れたらしい。結局これも笑い話だった。今回もT野君とQちゃんは出だしから飛ばしている。

第4話 作戦会議

 無事に宿に辿り着いた。今回の宿は「ずみの木」だ。けっして「いずみの木」ではない。部屋割りなど適当に決め、一段落したところで明日の作戦会議をしようとしたが、作戦会議と言っていたメンバーが麻雀をはじめてしまった。メンバーの1人H川君が眠いと言い出し、久しぶりに眠れそうで喜んでいた不眠症のK保田君に無理やりかわってもらう。かわったH川君はなかなか眠らず挙句の果てには「ウイニングイレブン」(プレステ2)をはじめてしまった。K保田君はとてもカンカンだ。遅れて到着したK山君は相変わらずうるさい。
 麻雀が終わりやっと作戦会議が始まるが、ケガ人が多いためあらかじめ考えていたフォーメーションを変えなければならなくなったK保田君は少しイラついている。加えてK山君とM央君がプレステをやりながら勝手なことばかり言っているので、K保田君は「勝手にしてくれ!」とキレ気味で寝てしまった。結局いつも通り作戦会議はなかった。消灯は5時くらいになってしまった。空はかなり明るいし、明日いや今日は大丈夫だろうか?

第5話 今回は前振りが長い。やっと開会式だ。

 朝起きて、ご飯を食べて、K保田君が忘れ物(ゲームシャツ、メンバー用紙、ブルーシートその他大勢)をいっぱいしていることに気づき、会場へ向かう。会場で登録を済ませると参加賞に袋をもらった。今回からスポンサーが「errea」に変わったみたいだ。開会式(いろいろな人が話しているようだ)が終わると大会で"一番大事"な組み合わせ抽選が始まる。
 今回、くじを引くのはH川君だ。前回、前々回のことがあるので、みんなの期待を一身に浴びている。組み合わせの結果はとりあえず強いチームのところには入らなかったので一安心だ。審判がある10時まで時間があるのでいったん宿に帰る。

第6話 試合開始!!!

 試合会場でI村君が合流する。今回は、足を痛めているので日帰りでGKでの出場予定になっている。
 いよいよ試合開始だ。前日もめていたフォーメーションはKンケンに決めてもらうということで一応落ち着いた。初戦の相手は、前の試合0−5で負けておりもしかしたらと思える相手だった。前半は結構攻めているにもかかわらず、初戦の硬さが見え、シュートまでなかなか行けなかったが、終盤右サイドからゴール前に上がったクロスをshibaがファーサイドであわせ(トラップ失敗?)、先制ゴールを決める。後半は、みんな体が温まってきたこともあり、チャンスが増える。まずは、K保田君の左サイドからのクロスを交代したばかりのI田君がゴール前で”絶妙なトラップ”、GKと1対1になるが惜しくも枠をはずれる。ベンチからブーイング。続いてI田君が中盤で相手ボールをカットし、そのままゴール前まで”華麗なドリブル”で持ち込み、GKと1対1になるがこれまた微妙にはずれる。ベンチからはものすごいブーイング。さらにIずみ君がゴール前に抜け出し、サイドにいいシュートを放つがGKに阻まれる。その後も何度かチャンスをつくるが得点には結びつかなかった。結局1−0だった。(得点【前】shiba1)
 第2試合は、ものすごく頑張った。初戦のチームに5−0で勝っているだけになかなか強かったが、前半は互角の勝負できた。前半15分すぎI田君がA津君と交代する。その直後、敵陣での競り合いからこぼれた球をIしくんがノールックで左へ流し、I田君がまたまたGKと1対1になる。今度は、スライディングしながらGKの股を抜く”ファインゴール”。2試合目も先制点ゲットだ。前半をこのまま終わり、波に乗れるかと思いきや後半に突入するとサンドバック状態になる。DFラインを中心によく守っていたが、残りわずかのところでこぼれ球からミドルシュートを決められ同点にされてしまう。そのまま1−1で試合を終わる。しかし、死闘はまだ終わっていなかった。なんとPK戦で10人目まで行ってしまった。しかも10人(蹴った人は面子もあるので内緒だ。出場試合のページを見れば蹴った人はなんとなくわかるだろう。)蹴っているにもかかわらず4人しか決めていないというおそまつなPK合戦だった。PKの最後は相手GKに決められ負けてしまった。ただ、相手のGKはすごくうまかった。言い訳じゃない。(相手チームは最終的に2位になり、GKは敢闘賞みたいなのをもらったらしい。)(得点【前】I田1)
 この日の結果はグループ2位で上下どちらのトーナメントに入るか微妙だったが、カレッジリーグと"つーかー"のE上君が大会本部で上位トーナメントに入れたことを聞いてきた。大変なことになってしまったと思いつつ宿に戻る。

初日参加メンバー:サッカーバカ16人
予選の結果が良かったので喜んでいるH川君(左上)

K山君とI村君(右上)

「チチクリマンボでチュー!」K山君(左下)

第7話 W杯宴会

 1日目GKをやってくれたI村君は日帰りのため会場で別れた。Iしくんもいったん宿に戻るが日曜日に仕事があるのでW杯ドイツ−パラグアイ戦を見た後、茨城支店に帰っていった。
 残ったメンバーは明日に向けて、夕飯後にW杯イングランド−デンマーク戦を見ながら宴会を始めた。メインディッシュはS野君のプリクラについてで、過激な内容すぎてここでは言えないが大論争が巻き起こっていた。この一件でS野君は合コン大好きのチャラ男ということになってしまった。ただ今回はみんな疲れていたのか、宴会部長の電池が切れるのも早く、大騒ぎになる前に宴会は終わってしまった。

2日目(6月16日)
第8話 近うよれ!

 2日目の朝だ。いつものように朝ご飯を食べないで寝ていたK保田君が準備をするため2階に干してあるゲームシャツが欲しくなった。そんな時は、T農大一高の後輩A津君の出番だ。K保田君が「A津!近うよれ!」と言った瞬間、ゲームシャツがK保田君の手元に到着した。T農大一高の上下関係の恐ろしさを十分に味わえる瞬間だった。
 まあそんな事はさておき、1回戦に備え会場へ向かう。試合前に円陣を組む。最後は猪木風に「1!2!3!ダー!」だ。急にやったのによく合うなと思う。みんな何考えてサッカーをしているのだろうか?試合のほうはというと前半、K保田君の左サイドからのクロスをI田君が”ノートラップ隼ボレーシュート”で逆サイドに決めるが、その後相手に同点ゴールを決められる。後半は、T野君のセンタリングをIずみ君がオーバーヘッドでゴールを狙うがわずかにはずれる。次にゴール前のフリーキックをQちゃんが予定通り壁に当て、こぼれ球をM央君が予定通り適当に左足でシュート。ゴール左隅に決まり勝ち越す。その後、K保田君がキャノンシュートを放つが予定通りキーパーにはじかれる。結局、試合は2−1で勝てたのでよかった。同時に大会参加以来初の賞品GETが決定した。終わってから気づいたことだが相手はKOU君のサークルのだいぶ後輩で、しかもKOU君のキーパージャージはサークルの名前入りだった。もっと早く気づいていれば…。(【前】I田1、【後】M央1)

第9話 準決勝、3位決定戦

 次は準決勝だ。なんと相手は昨日の2試合目と同じチームだ。うちのチームはかなり疲れており、25分ハーフから20分ハーフへ変更の交渉をしたが相手はやる気満載で受け入れてもらえなかった。試合のほうもやる気の差が出たのか右サイドやられまくり、逆サイドに振られまくってチンチンにされてしまった。結果は0−5だった。H川君のくじ運で裏街道を爆走していたFM青山.com号もガス欠でとうとう止まってしまったようだ。
 準決勝で負けてしまったので、次は3位決定戦だ。T農大のOBチームでK保田君の知っている子がいた。試合を見ていてもわかったがすごく強いチームということなので、また20分ハーフにしてもらおうとしたが、相手は得点王を狙っている子が2人もいたので許してもらえなかった。ただ2−4ということで手を打ってくれた。
 実際の試合はというとまず前半、佐野の2度のポストからA津君とIずみ君がそれぞれ同じような形でたてに抜け出しゴールを決める。特にIずみ君のゴールはまわりを唸らせるループシュートで”狙い通り”キーパーの頭を越えて入った。ちなみにFWなのに5試合で1本くらいしかシュートを打っていないS野君はポストプレーで大活躍だった。相手に1点返されたが、なんと2−1でリードしたまま前半が終わった。ただ後半は相手が怒ってしまったらしく、ものすごい右サイドバックにかき回され3点も取られてしまった。第一発見者によると「緑色の風が吹き抜けていった」という話だった。試合の方は終わってみれば台本通り2−4ということで、結局は手の平で遊ばされていたようなものだった。(【前】A津1、Iずみ1)
 5試合全部終わり大会が終了した。最後は負け負けになってしまったが過去最高順位の第4位に入賞することができた。賞品がとても楽しみだ。

カニよりラクダが好きなE上君(左)

グロッキー状態のM央君、H川君、Qちゃん(右)
第10話 閉会式

 第4位になったので初めて閉会式に出席する。なかなか始まらないので交代交代でお風呂に入ることになったが、最初に風呂に入った5人は閉会式が始まってしまい結局出席できなかった。賞品はというといつももらっているボールと一緒に置いてあった1年分(嘘です)のお菓子だけかと思ったら、なななななんとTシャツとプラクティスシャツまでいただいた。K保田君がプラクティスシャツのことを最後まで黙っていたので、うれしいというよりとてもびっくりだった。次回もH川君のくじ運で賞品をもらいに行こう!

喜ぶ3人。T野君、Iずみ君、H川君(左上)

今回の賞品です。K保田君、E上君、H川君(右上)

「チン”ピー”かくな!」「いや、自分●ナニー好きなんで…」(高倉健風)M央君(左下)

生き残った14人。お疲れさまでした。(右下)
第11話 打ち上げ

 宿のおばちゃんが出かけるというので、さっさと風呂に入って、おばちゃんに挨拶して山中湖をあとにする。第4位に入ったということで調布あたりで焼肉を食べることになった。帰りは中央自動車道で帰ることになったが、途中で高速が事故渋滞していることがわかったので、一般道で帰ることになった。この帰り道について後ろの車では「知ってた、知らない」でもめていたらしい。K山ナビが大活躍でスイスイ調布の安楽亭に到着した。
 安楽亭につくとデブキャラぞろいのFM青山.comメンバーは、モリモリ焼肉を食べはじめる。しかし、調布で合流した彼女と久しぶりに会うA津君は焼肉なんてどうでもいいのかお肉を焦がしてばかりだった。もったいない!しかも焦げたお肉はウェルダン好きのI田君のお皿に直行していた。
 一方で殺人的な会社に勤めているM央君がこの後仕事があるというので早めに焼肉を切り上げる。仕事というのはあの「フライデー」にも紹介されたイングランドの主将ベッキャム様が使ったという日焼けマシーンの搬入のお仕事だった。急いで帰りたいM央君の乗るK保田カーは道に詳しいK山カーについて行こうとしたが知らない間にK山君がさっさと帰ってしまったため大騒ぎになっていたらしい。なんとか高速の入口を見つけたK保田カーはM央君を無事仕事に間に合わせることができた。さすがカリスマ運転手!!
 「帰るまでが遠足だ!」とよく先生に言われたがみんな無事に家まで帰れたようで何よりだった。今回の山中湖はまあ成功と言えるのではないだろうか。次回も懲りずに頑張りたいものだ。

 「あっ!宿に傘忘れた。」

今回の宿「ずみの木」


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